Exhibition 展覧会情報
「分子時計 Molecular clock」

小川浩子「分子時計 Molecular clock」
2018年3月27日(火) 〜 4月7日(土)
13:00〜19:00 日・月曜 休み


ステートメント

「分子時計」

訪れなければならない場所を星座のように結んで、あとは半月の間に行きたい場所に行き自宅に帰るだけの旅を数年前にした。まずは沖縄で迎えてくれた友人と別れ、遅い時刻に鹿児島入りし宿をとった。翌朝目覚めてカーテンをあけると冬の晴れた朝に広がる海、その先に見える山の稜線から立ちのぼる噴煙。はじめて入る九州の地で目にした唐突な光景は、心細さや不安もすべて一蹴する旅のはじまりだった。煙はまるで窒息するような行き場のない世界から解放され、自由に浮遊する意志のように見えた。この場所が反転して地中なのではないかと思うほどに。

ゆっくりと流動する輪郭を眺めていると、静止画を順々に投映する記録を見ているかのように意識があと戻りしていく。 それはスローモーションで逆向きに進みはじめる時計のようだ。 静かに埋もれていくささやかな表象は、化石にもなれずに残像をまといながら漂い続ける。

略歴

主な個展
2009, '11, '13 Gallery Q、東京
2017 「分光法」The White、東京
2018 「分子時計」The White、東京

主なグループ展
2007  神戸ビエンナーレ、兵庫
2014 「西宮船坂ビエンナーレ 2014」船坂、兵庫
2015 「中国広州現代アート展・胎動」53美術館、広州 中国
    「つくば国際アーティストインレジデンス」Tsukuba Art Center、茨城
2017 「日中交流現代美術展」53美術館、広州 中国

Hiroko Ogawa

Born in Saitama Pref.

Selected solo exhibitions
2018 "Molecular clock" The White, Tokyo
2017 "spectroscopy - dark spectrum" The White, Tokyo
2009, '11, '13 Gallery Q, Tokyo

Selected group exhibitions
2017 “China - Japan Contemporary Art Exhibition” 53 Art Museum, Guangzhou / China
2015 “Japanese Contemporary Art Exhibition : Fetal Movement” 53 Art Museum, Guangzhou / China
    “Tsukuba International Artist in Residnce 2015” Tsukuba Art Center, Ibaraki
2014 “Nishinomiya Funasaka Biennale” Funasaka, Hyogo
2007 “Kobe Biennale 2007” Sannomiya, Hyogo

Awards
Ribbon City Residence Art Competition, Grand Award
Nihon University College of Industrial Technology Award

Public Collections
Tokyo Midtown / Ribbon City Residence / Nihon University College of Industrial Technology

展覧会情報一覧へ戻る
PageTop