ALTERNATIVE SPACE The White

Exhibition 展覧会情報

外久保恵子 「ありそうもないこと」 外久保恵子 「ありそうもないこと」

Room #202 #205

外久保恵子 「ありそうもないこと」

2026年05月12日 〜2026年05月30日

13:00〜19:00(日曜・月曜休み)

5月16日(土)17時より作家を囲んでささやかなパーティを行います。

Statement

「ありそうもないことに、ということはつまり、在るところのものに」※

「ありそうもないこと」は文字通り「めったにないこと」であるが、とりたてて気を配ることのないような目の前のものもほんの少しだけいつもより時間をかけて見れば、それは徐々に「ありそうもないこと」へと立ち上がってくることに気づく。
ふと考えてみればその目の前のものとわたしというものの間で立ち上がる、ことばにならないなにかが印画紙上に渦巻く場を、写真であると言ってみてもいいかもしれない。
どんなことばがこのわずか数枚の断片に近しいと言えるのだろう。そしてそのことばはこの映像のなにを明らかにするのか。いや、むしろなにをも明らかにならないからこそことばを欲するのか。
ただひとつ言えることは、写真を目の前にしているいまここでも、わたしというものはそのなにかを直視しないよう、ことばのほうへ擦り寄ろうとしているのではないか、ということだ。

※『ありそうもないこと 存在の詩学』 イブ・ボヌフォア 現代思潮新社2002年

Biography

外久保恵子 Keiko SOTOKUBO

静岡県浜松市生まれ、東京在住。

中判や35mmのフィルムカメラで東京や横浜郊外の風景を主に撮影する。
古典的なモノクロ諧調の写真と日常の些細な予兆を組み合わせ、「ここ」とは少しだけずれた世界を構成する。

主な個展

1992『縁辺、そのまどろみ』ツアイト・フォト・サロン、東京
1995『ゆれる翳』パストレイズ フォトギャラリー、横浜
1999『PASSAGE,RÉPÉTITION』Galerie Satellite Espace Marie K、パリ フランス
2003『NOW-HERE』Galerie Satellite、パリ フランス
2007『些細な出来事1-22』ギャラリー山口、東京
2009『コペルニカニッシェ・ウエンドゥング』ギャラリー山口、東京
2013『IN THE STILL OF THE DAY』Beans Seoul Gallery、韓国
2014『ことの中途に』The White、東京
2016『mémoires perdues』Galerie Satellite、パリ フランス
2018『NIGHT WINDS WHISPER TO ME』ギャルリー東京ユマニテbis
2024『アメリカの夜』The White、東京

主なグループ展

2000『EXPOSITION 21』Galerie Satellite、パリ フランス
2008『ART JAM』ギャラリー山口、東京
2016『LE BAL』ツアイト・フォト・サロン、東京
2017『PHOTO LA』ロサンジェルス、USA
2018『Le pont rouge, exposition collective』ギャラリーメスタージャ、東京
2023『DOUCE FRANCE』ギャラリーメスタージャ、東京