The White Report 月刊 ウェブ・マガジン
The White Report 2016年 1月号  毎月20日更新

–目次–
超訳球根栽培法   ・・・・・・・・・ 金村 修
百葉箱 Screen #21   ・・・・・・・・・ 小松 浩子
愛の神々を買わないか   ・・・・・・・・・ 大山 純平
confession
〜非論理が論理に反するのは論理的といえる〜
  ・・・・・・・・・ 澤田 育久
超訳球根栽培法
金村 修 (写真家)
時間の経過とその堆積が物の使用価値を消去させる。三十年以上前にすでに無くなるのではないかと噂されていた8ミリ映画について松本俊夫が、“遅れたメディアは芸術になる”と言い放ったように、使用価値の意味を失くした時代遅れのものは、ノスタルジックな対象になるか、芸術になるかの二者択一の選択を問われるだろう。テクノロジーの進歩が促進させた“遅れたメディア”としてのフィルム。時代遅れで役立たずのものと化したフィルムには、ノスタルジアか芸術かの二つの選択肢以外に何も残されていないのだろうか。
“遅れたメディア”としての写真。その遅れはもう二度と取り戻せない遅れとして、フィルム写真は“故郷喪失の形式”としての芸術になるのだろうか。遅れるものは常に過剰さを発揮する。劣位に置かれたものが、常態的にその逆転を狙っているように、遅れたものは、その遅れを取り返そうと過去の美しさや固有の美を強調するか、遅れを更に増大化することで今までの用途とは違う何かに変質する過剰性を選択するだろう。フィルムの美しさ。それは製品としての美しさを隠蔽して、人間の側の手工業的な美しさに変質させる。けれど工業製品を前提にしている芸術に一体どんな美しさがあるのだろうか。
写真は美を表現するためではなく、被写体の再現を目指していたメディアなのだから、人々は写真に美ではなく、もう一つの現実が表れたことに驚いたのではないだろうか。ニエプスの庭の写真の驚きは、絵画的な美しさや絵画を超えた描写力に驚いただけではなく、そっくり同じ場所でありながらも、何かが違う。けれどそっくりだという、現実を素材にして表れたもう一つの現実に驚いたのではないだろうか。現実とかぎりなく似ているものが表れたというニエプスの写真は、現実世界を二重に引き裂く。それはドッペルゲンガーが表れたのだ。そしてそのドッペルゲンガーは、いくらでも複写可能であり、もう一つの現実が無限に表れる。写真の驚きは、無数のドッペルゲンガーが表れたことに対する驚きだったのではないだろうか。
未だフィルムの美しさをノスタルジックに語ることは、ありもしなかった過去を捏造しているだけであり、テクノロジーの進歩によって遅れた存在になった事実を取り繕うための美の強調は、工芸品的、手工業的な美しさしか持てないだろう。デジタル写真もフィルムや印画紙でプリントされる写真も、お互い所詮は工場で作られた同じ工業製品であって、かつて写真はそんな工業製品としての出自を公然と明らかにしていた。その美しさは工業社会を前提とした美しさであり、それはまったく同じように生産される工場の大量生産物の美しさとまったく変わらない。写真が美しいと語るのは、大量生産された商品は美しいと語るのと同じなのだ。それはすでに美ではなく、生産様式の問題にしか過ぎないだろう。
写真はだから人間の手のコントロールで表出される美しさを提示することができない。宗教画のようなことを写真でやると愉快な事態になってしまうのは、エモーショナルな美を表出できると思っているからだ。産業革命によって規定された工業社会の商品物である写真が、崇高な精神について提示する。セバスチャン・サルガドの写真が何故愉快になってしまうのかというのは、写真の工業製品的本性を隠蔽したまま崇高な美を表出しようとするからで、崇高な宗教的感情が、産業社会を前提とした工業製品によって描ける訳がないだろう。
写真には宗教的な感情や聖は写らない。それは言語の説明か宗教画の前例を必要とする。デジタルでもフィルムでも同じことだ。光と影を宗教画のように使用するサルガドの聖地巡礼の旅の写真は、キャプションが無ければ、大袈裟なロード・ムーヴィーの延長にしか見えないだろうし、三島由紀夫がモデルの『薔薇刑』は、宗教画への参照がなければ、ゲイ写真の悪いパロディーにしか見えない。聖なる一回性が写真に写るだろうか。複写可能な聖セバスチャンにどんな宗教的な聖が表現できるのだろうか。
写真には歴史も写すこともできない。聖や歴史については映像ではなく、言語が示唆するのであり、映像はそれがそこにあったという歴史の説明の証拠としてしか機能しないだろう。言語を使用しないで聖地や歴史的遺跡を写真で提示すれば、ほとんどの人間にはそれが歴史性を欠けた深みのないたんなる建築現場のような廃墟にしか見えないのではないだろうか。
西井一夫が宮本隆司の『建築の黙示録』を、黙示録的な廃墟の写真ではなく、建築途中の写真だというようなニュアンスで批判をしていていた。けれどカメラの機能は、廃墟を、歴史ある廃墟として撮ることが不可能なのだということを証明したのではないだろうか。むしろあらゆる廃墟を建築途中という、どの領域にも属することのできない宙ぶらりんな存在にカメラは、変質させるのではないだろうか。
廃墟はいつも“黙示録”というキリスト教の概念によって語られていた。西井一夫はこの写真集にキリスト教的なカタストロフィを見ていたのだろうか。『建築の黙示録』は正しい終わりに向けて、最後のラッパを待っているのだろうか。カタストロフィとしてのこの世の最後という概念は、この世の始まりを必要とする概念であり、けれど『建築の黙示録』が指し示す“黙示録”は、そんな始めと終わりという区切りによってはっきりと分けられる存在ではない。始めというのは、きちんとした始まりがあるのではなく、常に始まり直される存在なのではないだろうか。始まりというのが様々な解釈によってリセットされ続けられるのなら、終わりもまた常に終わり直される。『建築の黙示録』には、正しい始まりも終わりも存在しない。
『建築の黙示録』はキリスト教的“黙示録”を、プロレタリア的に再規定し直す。プロレタリア的な“黙示録”としての『建築の黙示録』は、そのような始まりも終わりも存在せず、始まりも終わりも曖昧なままそこにただ存在している。写された建築物は、どこに行こうとしているのか分からない。この建築物はどこにも所属しない。建築途中にも廃墟にも見える。建築の正しい意味というのは、だから廃墟という意味でもあるだろうし、それは過程なのだ。建設のための過程なのか、朽ち果てていくための過程なのかそれは判然とせず、目標ための始まりも最終的なゴールとしての終わりも存在しないプロレタリア的な建築は、その建築物が建築途中なのか、それとも朽ち果てている廃墟なのか、どこにも所属させないのだ。
始まりも終わりも常に作り直される。アジェの撮るパリは、撮られる度に新しいパリとして表れるだろうし、撮ることはその対象を過去の領域に送り込むという意味では、アジェのパリはいつも終わってしまったパリだ。撮ることは始まりを作り直し続けることであり、それは終わりを作り直し続けているのではないだろうか。常に新しいパリを表出し続けるアジェの写真のそれは、記憶を新しく再生させ続けることであり、記憶のリセット、記憶の創造、記憶の積極的な喪失でもあるのかもしれない。始まるのではなく、常に始まることの過程であること。それは終わることでもなく、終わることの過程でもあるだろう。始まりと終わりを過程化する試みは、“黙示録”の始まりと終わりを作り直し続ける。それは一部の聖職者によって決定された“黙示録”ではなく、民衆の数によって無限に規定され続ける“黙示録”なのだ。
アジェのパリは完成されたパリではなく、近代都市として生まれ変わる過程としてのパリであり、それは過去の歴史を死滅して、解体されていく過程としてのパリでもあるだろう。始まりと終わりが同時並行的に存在するアジェの写真は、十九世紀的な遺物も近代的な建築物もすべて同じに見える。そのような区分けが存在しなくなるのだ。それらはすべてゴールの無い過程の中に放り込まれる。共産主義には到達するべき目標があるのではなく、それはその過程の中での運動でしかないとマルクスが言ったように、過程として建築は、西井一夫の言うようにいつも“建築途中”の存在でしかないだろうし、それは“解体途中”の写真でもあるのだ。写真は建築と解体を同時に表出できるメディアなのだ。
廃墟をキリスト教=人間の側に領属化しょうと目論む黙示録の美学に対して、『建築の黙示録』は廃墟を建築の途中として捉えることで、“黙示録”をプロレタリア的日常の側に奪還しようとする。“黙示録”とは天使のラッパで始まる最後の裁きではなく、それは終わらない、終わることの無限の遅滞としてプロレタリア的“黙示録”が表れる。
終わることの解釈が無限に乱立され、終わりが決定できなくなる。終わりが決定できず無限に遅滞化される“黙示録”は、その終わりの遅滞化、終わりの凡庸化、終わりの人民化という、終わりの特権性が剥奪され、それは労働や日常、生活と直結する概念に変質するのではないだろうか。例えば家事労働には終わりが無い。それが終わるときは、肉体の死という生理的な事実によって終わるしかないだろう。終わりは特別な何かではなく、日常的に当たり前のこととして“終わり”が捉え直される。日常の家電製品が機械としての寿命がつきて“終わる”ように、“終わり”がそこに平凡に表れることがプロレタリア的“黙示録”なのだ。それは掃除機の黙示録、冷蔵庫の黙示録、洗濯機の黙示録のように、『建築の黙示録』はプロレタリアの日常と労働の側に表れるだろう。建築とは労働と日常と生活の側の問題であり、建築を黙示録として撮影するということは、西井一夫の期待するような最終的な破局=キリスト教的なカタストロフィとは真逆の方向から表れるのではないだろうか。
写真に撮ればそれがどんな対象でも黙示録に変質する。写真は対象から意味のヴェールを剥ぎ取り、“隠されていたものが明らかにされる”。黙示録の明らかにするという意味では、写真は対象の物質性を明らかにしてきた。隠されていたものは本質ではなく、本質が無いということを明らかにした。対象の本質は社会的な関係によって決定される訳であり、対象そのものに本質は存在しない。掃除機や冷蔵庫、洗濯機を撮影することで写真は、その用途や本質を画面に表出するのではなく、対象を社会的関係の中の一要素として相対化する。それ自身が中心ではなく、他のあらゆる中心群の中にその対象を置くことで相対化する。対象の社会的な階層を、写真は無化するのだ。
掃除機や冷蔵庫、洗濯機に階級的な意味付けを行うのが、ブルジョワの商業戦略であり、日常品に階級的刻印を押すことで、日常品を人々はその用途で価値判断するのではなく、それを持つことでどの階級に所属しているのかという階級的な価値判断材料として日常品が使用される。わたし達の価値は、使用している日常品が決定するのであり、日常品を使うのではなく、日常品にわたし達は使われ、日常品に価値を承認される。階級的な刻印=ブランドを使用することで上位の階層に所属していることを承認されたいその欲求が、わたし達の存在を、日常品に使用される存在に変質させるのだ。日常品を使っているのでなく、わたし達は日常品に束縛され、日常品に使われているのであり、日常品によって己のアイデンティティーが承認される。その意味では、わたし達は日常品の奴隷でしかないだろう。撮影による日常品のフォルム化とは、ブルジョワ階級が刻印して規定したそのような日常品の意味を再規定するためのプロレタリア的なフォルム化であり、それはブルジョワに承認されることで成り立つ日常と生活の、プロレタリア側からの奪回なのだ。
フォルムが意味内容を規定するとロシア・アヴァンギャルド達が言ったように、日常品の意味内容がブルジョワのフォルム=階級的な刻印で規定されているのなら、プロレタリアは、ブルジョワのフォルムをもう一度再規定し直さなければならないだろう。六十八年の大学解体闘争での封鎖現場。勉強のための椅子や机はバリゲードに使用され、教室という空間が陣地や拠点の場所に変化する。コカコーラの瓶が火炎瓶に変質し、ピース缶や鉄パイプが爆弾に変容する。家を建てるための材木は、機動隊のジュラルミンの盾を突破する武器に変わり、バールは反革命分子を殲滅するためのもっとも凶暴な凶器に変わる。日常的道具の意味を常に変化させ続けるのが、プロレタリア的なフォルムではないだろうか。ブルジョワのアカデミー空間を、プロレタリアの階闘争の場へ変質させる。猿が人間に進化するためには、道具の変化が必要だとエンゲルスが言うように、ブルジョワの作った日常品をプロレタリアの武器に変質させるには、その日常品の意味を規定するフォルムを解体し直し続けることではないだろうか。写真はそういう意味では、対象をフォルムに解体し直し続けるメディアであり、アジェの写真のように常に対象を過程の段階に置き直し、リセットし続けるそれは、サルガドの美学的フォルムとは正反対の、フォルムのプロレタリア化なのだ。
百葉箱 Screen #21
小松 浩子 (写真家)
医薬品とはヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与える薬品を指し、使用形態としては1.飲むもの(内服薬)2.塗るもの(外用薬)3.注射するもの(注射剤)等があり、日本では法的に医療用医薬品と一般用医薬品とに大別される。三丁目公園前の医院では常に薬剤師が用意する緑色の粉末と白色の粉末の大変に苦みの強い混合粉末が処方される。学友がシロップ状の甘い風邪薬を処方されたことを聞きつけ、咳と熱により母に連れられて三丁目公園前の医院に訪れた際に薬剤師に同様の処方が可能か打診してみる。薬剤師が言下に不可を宣言するので理由を問うと「毒だから」という解答を得る。毒とは生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称であり生命活動に芳しくない影響を与える性質は毒性と呼ぶ。また生命活動に芳しくない影響を与える性質があるものは物体・生物問わず有毒と表現される。子供が深夜に熱や吐き気をおこすと母は三丁目公園前の医院に電話を掛けてから子供を抱えて連れてゆく。寝間着の上に白衣を着用した医師は普段と変わらず「口腔を見る」「聴診器で胸の音を聞く」「腹を軽く押す・叩く等触診する」事を行い、普段の「風呂は控え、食事はパンかうどんかお粥」の代わりに「明日の朝まで様子を見て改善しなければ大病院へ」と宣言する。かつて医師は魔術師であり医療は魔術であった。三丁目公園前の医院の医師の成したことは母親を落ち着かせる言葉(呪文)を与えることで、自身に限れば明日の朝まで様子を見て改善しなかったことは一度も無いように子供の治癒には母親の精神の安定が本来の意味での「薬」となり得る。現在では三丁目公園前の医院にいた医師のような存在は無くなってしまい、医師は魔術師であることを止めてしまったようだ。薬物は常に毒性を持つものであり、ギリシャ語の「薬」を表す唯一の単語である“ファルマコン“は治癒の力と殺す力を区別していないと言う。医師達は人類の生存を有機体の行為から技術的操作の結果に転化し大量の薬を処方する。
愛の神々を買わないか
大山 純平 (写真家)

1/1 「頑張って!すぐに登るだけの価値があったことがわかりますよ」「この塔はもう何世紀にもわたって道標の役割を果たしてきたんです。ここからは、この丘陵地帯の全域を見渡すことができる。あの遠くに見えるのが海。あれが大聖堂の尖塔。向こうの青い線が河口です」わたしはもっと近くにあるもののほうに関心を引かれていた。石の山、針金の束、コンクリートブロック、そのほか、来たるべき塔の崩壊の危険を告げる様々な補修用の資材。予想されている危機の状態を知る手がかりを与えてくれるものはないかと、わたしは縁のほうに歩み寄り、足もとから垂直に落ちている、さえぎるもののない空間を見降ろした。「気をつけて!」男は笑いながら警告を発した。「ここはとてもすべりやすいし、バランスを失うことも考えられる。常々、殺人には最適の場所だと思っているんですよ」男の笑い声に恐ろしく常軌を逸したものが感じられて、わたしは振り返った。男はなおもしゃべりながらわたしの方に近づいてくる。「たとえば、私がほんのちょっとでもあなたを押したとする…こんなふうに」初詣に出かけましょう。今年の目標を手帳の1ページ目に大きく書いておくと、達成へ向けて意欲が高まります。たまには和服でお正月を迎えるのも良いかもしれません。程よい緊張感で身が引き締まる思いがします。初詣に行くなら今日がいいでしょう。お賽銭を奮発すれば、すっきりした気持ちで何事にも取り組むことができ、それが新たな金運をもたらしてくれるかもしれません。恋人と一緒に初詣に行こうと思っている人は、早い時間から行動を起こしましょう。時間が経つと、しっくりいかなくなるかもしれません。新年早々、良い運気に恵まれます。早速セックスを楽しんではいかがでしょうか。ただし、変わった体位に挑戦すると運気を落としそうです。彼の手が届く寸前にわたしは跳びすさったが、足場を失ってつまずき、よろめきながら、一段低いところにある崩れかけた不安定な張り棚の上に落ちた。男の笑い顔が、灼けつくような空を背に黒くのしかかってくる。「落ちてしまえば事故になる。そうでしょう?目撃者は誰もいない。何が起こったかを伝えるのは私の言葉だけだ。おや、脚が震えているじゃありませんか。どうやらこの高さが影響しているようですな」遊びに行くよりも、体力作りに励みましょう。思い付いたらすぐに実行することが大切です。 1/2 年末の疲れが出てきそうです。張り切って手を出そうとすると失敗するので、今日は言われるまで動かないほうが良さそうです。お正月明けに「餅太り?」などとからかわれないよう、食べすぎ飲みすぎには注意して下さい。だらけた食生活は第1印象を悪くするだけです。今日は和柄物の服やアイテムを1つでも取り入れると良いかもしれません。お年始まわりに行くなら、お年玉は心で思っている以上に包んであげるようにしましょう。“大殺界”の魔力が薄らぎます。雰囲気の良かった元日から一転、SEX運には暗雲が立ち込めます。今日は体を休めるためにもゆっくり、家族や友人と一緒に過ごしましょう。目がかすみ、部屋のなかのあらゆるものがぼんやりとして、離れていく。目の前にたたずむ家族はしだいに遠のいていき、現実のものではなくなった。わたしがはるかかなたから家族を見ていると、非現実性が巨大な鞘のように、実体のないやわらかな触手を五感に当て、今、起こっていることからわたしを切り離した。頭がくらくらしはじめた。いつまでこの部屋とかかわりつづけていられるだろう。わたしはぼんやりと考えた。誰かが煙草に火をつけると、むかつくような臭いが押し寄せてきた。煙は霧のように部屋中に立ちこめた。そのため、まわりにあるものがほとんど見えないし、息をすることもできない。母親でさえしだいにかすんでいき、非現実的な存在になった。 1/3 生活がやや不規則になりがちです。今日から修正しましょう。食事の時間から元に戻していくのが良いでしょう。新聞の広告で見つけた気になる本は、すぐに注文しましょう。人気が高く、すぐに品薄になりそうです。疲れが体に出やすいときなので、ゆっくり休みましょう。今日は1日、家にいる方が良さそうです。出ると何かと出費がかさみ、散財してしまいそうです。無理して恋人と過ごしても、何も期待できません。今日はあきらめて、家で年賀状の整理でもしていたほうが良いでしょう。正月早々、相手とつまらない喧嘩をしそうです。すぐに仲直りできるでしょうが、冷静に話すように心がけましょう。外出先で仕事関係の人と会うかもしれません。あなたのほうから声をかけて、きちんと挨拶しておかないと、後悔しそうです。新年早々苦手な人に遭遇してしまうなど、良い出会いは期待できません。外出は控えましょう。半身浴などで身も心も爽快になりましょう。たまには家族とゆっくり語らうのも良いでしょう。家族が去ったあと、わたしは考えることも動くこともできなかった。ドアにつかまったまま、しばらく目を閉じて頭がはっきりしてくれるよう祈った。たちまちわたしはすばらしい旅に出ていった。月世界にまで連れていかれたようだ。慌てたわたしは必死に戻ってきたが、今でも思考は懸命に離れていき、ふたたびあの狂気の月の競技場へ逃げていこうとしている。行かせてはならない。夕食のために着替えをしなければならないのだ。しっかりとつかまえておくのは容易ではなかった。わたしは絶えず自分の部屋に向かっていることを思い出さなければならなかった。ゆっくりと廊下を進み、曲がり角に出くわすたびに立ち止まり、ドアについている番号をひとつひとつ苦労して読んだ。忘れるのではないかと心配で、自分の部屋の番号を繰り返しつぶやいた。こんなふうに懸命に集中して周囲の状況と繋がっているのだが、ときにはどんなに頑張っても、いつのまにかまわりのものが非現実の世界に入りこんでしまうのだ。 1/4 映画を観に行くなら、いつも洋画ばかり観ている人も、今日は邦画にしてみましょう。新しい魅力を感じそうです。今夜の献立は湯豆腐やおでんなど、和風のあっさりしたものが良さそうです。体を大切にして、ゆっくり休みましょう。お休みの人は、今日は仕事や勉強のことを考えないで過ごして下さい。体だけでなく、気持ちも休めることに専念したほうが良いでしょう。人の多い場所での待ち合わせやデートは避けて下さい。静かな場所にいないと、気持ちが高ぶってしまい徐々にいら立ってきそうです。今突然、この物音ひとつしない、隔離された庭が、本当に、部屋というよりは穴に見えてきた。地下室とか、土牢とか、何か沈下した場所だ。突然、自分はここの囚人なのだという気がしてくる。四方には壁、上には低い灰色の空のふた。木々は静かだ…。まったく動かない枝には何か不自然なところがある。こんな静けさ…。恐ろしいくらいだ。静けさというよりも空虚、無…。運気は少しずつ回復の方向へと向かっています。気分も明るくなりますが、思わぬ落とし穴がありそうですので、セックスも明日に持ち越したほうが良いでしょう。 1/5 財布の中をチェックしてみてはどうですか。1年以上前のレシートや福引補助券などが入っていたら即座に捨てて下さい。悪い運気を吸い寄せそうです。いつもより行動を早めにするよう心がけて下さい。問題も片付き、新鮮な気分で1日を過ごすことができるでしょう。仕事や勉強で海外に住んでいる友人や家族が寂しい思いをしているかもしれません。電話を掛けたり、手紙を書いたりすると喜ばれそうです。「地上でなく空に長くいるとさ」飛行機の音に彼は顔を上げ、頭をのけぞらせた。「こんな下のほうにいると落ち着けないんだ。ぼくはもう、どこにも居場所がないしっくりと落ち着ける場所はどこにもないみたいだ。もう一度ほかのみんなと同じように感じてみたかった、だからパーティーに行って女の人たちに話しかければうまくいくんじゃないかと思ったんだ。でもなぜかうまくいかない。やっぱりまだ疎外されてる気分だ。僕は昔と同じようになりたいんだ、もう一度ほかのみんなと同じように感じたいんだよ」「あなたはもう、何も書いてないようね?」「ああ、そのとおりだ」戦争とはなんと悪魔のように効率的な機械仕掛けなのだろう、とわたしは考えた。あるがままだったころの彼と、彼の書いた作品を思い出していた。ちょっと青臭いものの感じやすく、率直で、誠実さにあふれていた彼の作品を。もう彼は、じゅうぶんにしっかりと書くことを学んでいたら書いていたような作品を書くことはないだろう。まったくもって徹底的に破壊するのだ、この戦争という機械仕掛けは。この個性や才能や生命を滅ぼす焼却炉は、感受性と創造性豊かな若者を無理やり死の鉄骨に造りかえ、何百万と招集して人殺しに仕立てるのだ、<殺人会社>という大きな会社、世界的組織の一員として。不意に、わたしは激しい怒りを彼に感じた。「よくもあいつらのされるがままになっていられるわね?」わたしは言った。「わたしたちみんなが倒されてもいいの?」彼は聞いていなかった。ほかの服は着たことがないとでもいうように制服を着込んで、わたしの横を歩いていた。わたしには速すぎる足取りで、急いでどこかに行こうとする男のように。そして今、どくどくと脈打つ空を見上げたまま言った。「あいつらはこの夜を楽しんでるかな」そしてわたしが言う。「ほかの人たちだってそうよ」「ひどい空襲のときに地上にはいたくないね」彼は言った。「こんな下のほうにいるなんて絶対にいやだ」じっと空を見上げている。 1/6 水彩画や写真、イラストなど、特技を磨いておきましょう。充実感だけでなく、いずれ収入につながりそうです。今日、人と意見が折り合わないときは自分の主張を通してみましょう。長期的に見れば、良い結果を生み出すはずです。お菓子屋さんや輸入雑貨の店に、足を向けてみて下さい。一番親しい友人に送りたいものを買うと良いでしょう。パーティーなどグループで集まる際、ちょっと変わった場所での待ち合わせを提案しましょう。嬉しい出会いが期待できそうです。あなたのところに後輩が悩みごとの相談にやってきそうです。答えは出せなくても、聞いてあげるだけで感謝されるでしょう。まさにそのとき、一羽のチャバラカッコウが自分も話に加わりたがっているかのように割って入り、家のすぐ外で「あなたは誰?」と叫びはじめる。その声があまりに大きいので、どんな人間の声もそれには太刀打ちできない。後輩はそれが鳴き止むのを待つしかない。ふたりはおたがいに微笑みながら為す術もなく座っていて、そのあいだに数キロ四方にいるすべてのチャバラカッコウが、一本調子の永遠に続く問いかけに加わる。わたしは彼がいっていることについて考えることができない―筋が通っているように聞こえたが、その議論にはどこかに欠陥があると、ぼんやり思っている。しかしこの騒ぎが続いていては、それをつきとめるのは無理だ―鳥たちがこれほどやかましく騒ぐのは、聞いたことがない。大声で単調にしつこく繰り返される叫びは、あらゆる距離や方向から聞こえてきて、部屋を、家を、午後全体を、その腹立たしい音で満たす。それはふつうの鳥らしい感情を少しも表さず、人々の気を狂わせることだけを狙っているようだ。誰にも止められない狂った機械のように、鳥たちは鳴きつづける。その耳を聾する合唱に神経を散々攻撃されて、わたしはなかばぼうっとする。 1/7 午前中に美容院へ行きましょう。大胆に雰囲気を変えると成功しそうです。ちょっとした用事を頼まれることが多く、仕事の手が止まることもあるかもしれませんが、どれも能率よくこなせ、達成感も得られるでしょう。冬物のバーゲンがあったら足を運んでみて下さい。お気に入りの服があったら買い置きしましょう。普段着用に使えそうです。新しい服を着て出かけると、運気が高まります。新たな魅力が発揮され、今まで縁のなかった人から声がかかりそうです。以前から気になっていた相手のいる人は、今日がチャンスです。明るく話しかければ、うまくいきそうです。今まで努力してきたことが報われそうです。今後の展望も開けてくるので、満ち足りた1日となるでしょう。この話を聞いて、わたしは感動する―感謝の念に圧倒される。人生にこれほどの優しさが存在するとは、まったく知らなかった。相手の熱意にわれを忘れ、わたしは自分の将来について熱心に彼と語りあう。ふたりはありとあらゆる種類の様々な計画を立てる。どれも新鮮で、望ましい結果につながるものだ。可能性は無限に思え、どれも前のものより輝いている。わたしがかなり興奮しているかぎりは。ひょっとすると興奮のあまり、少しわれを忘れているのかもしれない。だが興奮が冷めたとたん、計画全体が非現実的なものに思えてくる。そんなことが実現するとは、わたしには全く信じられない。わたしの場合、物事はそんなふうには運ばない―いつもうまくいかないのだ。「そんなのはあなたがわたしを登場人物にしてつくりあげた、ただのおとぎ話だわ―現実になるはずがないもの」このようにわたしは、一緒に練り上げてきた計画をすべてひっくり返してしまう。わたしのために幸せな未来をでっちあげてもむだだ。これまでずっとついていなかったし、これからもずっとそうだろうから。 1/8 持病を抱えている人に朗報がありそうです。教えてくれた人が信頼できる人であれば、試してみる価値はありそうです。予定外の出費が続いて、家計が赤字続きだった人も、ここでひと息つけそうです。衣類を買うなら、ネットオークションで手に入れてみましょう。一万円で買い物をする場合、できるだけ新札を使って下さい。気持ちが良いですし、買い物をするときに緊張感を忘れずにいられるでしょう。今日は無理してでも元気にふるまいましょう。疲れが溜まっているかもしれませんが、デートの時は相手のことも気遣いましょう。看護婦がじっと見ているのを見て、わたしは言った。「これは一種の実験なんでしょ?わたしが彼とどういうふうにうまくやれるかを見るための」「彼に会うのはあなたにとっていいことだと医師は考えてらっしゃるのよ」看護婦は言った。「だから今日、ロンドンからこっちに来ていいって、彼におっしゃったの。彼にとって、そう簡単にできることじゃないのは、あなたもわかってるでしょ。彼はずっと、あなたのことをひどく心配してるのよ。あなたしだいなのよ、すっかりよくなりそうだってところを見せるかどうかは」「そうね」わたしは答えた、ガラスのなかから。 1/9 あなたにはない特技を持っている友だちや同僚と一緒に行動しましょう。お互いの能力が生かされ、仕事でもイベントでも素晴らしい成果が残せます。おしゃれな服を探している友人に、自分の気に入っているお店を教えてあげると感謝されるでしょう。家電製品の買い替えを考えているのなら、今日、検討しましょう。すっきりした頭でカタログを調べると、最適な商品を選べます。今日のあなたは、どこにいても何をしていても光り輝き、周りの人が放っておきません。自分らしさを堂々と表現して下さい。今まで気づかなかった相手の心の温かさに触れられそうです。あなたから誘わなくても、自然の成り行きで結ばれるでしょう。朝起きたら、布団の上で軽い体操をしましょう。体調を維持するには、そうした小さな努力の積み重ねが大事です。 1/10 尊敬している上司や先生などの異動の噂を耳にしそうです。でも、それを他へ広めたりしてはいけません。雑用が多く、本来の仕事が遅れ気味かもしれませんが、周囲の応援を期待すると、あてが外れそうです。帰りの遅い家族がいるなら、近くのバス停や駅まで迎えに行ってあげましょう。新年になって初めての飲み会があるかもしれませんが、あまり羽を伸ばさないようにして下さい。帰りに財布を置き忘れたりするなど、大変な思いをしそうです。やる気が空回りして、無駄骨を折りそうな日です。何をやっても悪い結果に終わりそうですので、静かにしていたほうが良いかもしれません。非の打ち所がない同性と知り合い、自分を卑下してしまいそうです。自分は自分と考えて、自信を持って堂々と接して下さい。彼女がベランダから入って来ると、わたしを見ながら立ち止まった。わたしは彼女を見つめていた。まだ、彼女の美しさに慣れるだけの時間がなかった。彼女の美しさは息が止まるほどだ。この優雅さ、細く長い脚、ほっそりとしたウエスト、ハート形の顔に大きな、茶色いビロードのような瞳。おまけに、形容し難い異様さ、何か恐ろしいまでのものが彼女にはあるので、わたしは彼女のことを半ば恐れている。が、それと同時に、完全に魅せられてもいるのだ。そのとき、いきなり彼女が私に飛びかかり、わたしを強く抱きしめたので、肋骨がみんな折れてしまったような、砕け散る感じが体の中でした。わたしは動けなかった。麻痺してしまった。そして今や彼女は本当に狂っているように見えたが、同時に、愛情あふれんばかりの様子で、両のこぶしでわたしの顔から何からなぐりつけた。わたしは、もがく気にもなれなかった。すると、彼女はわたしの両腕をねじって筋肉をつねりはじめ、しまいには手の骨をがりがりとかみ出したので、わたしは痛さのあまり叫び声を上げて彼女を止めようとした。しかし、いったん血の味を覚えてしまった彼女を止められるものは何もない。彼女はわたしの手から手首にかけて骨までかきむしり、血をなめ、それから自分の手についた私の血をなめていたが、それは獰猛で毛むくじゃらの虎の手だった。注意力が散漫で、落ち着きのない1日となりそうです。思いがけないトラブルに巻き込まれる恐れがありますので、慎重に行動して下さい。少々低調な運気です。普段とは違う行為で盛り上がろうと思っても、かえって気まずくなってしまいそうです。現状維持を心がけて下さい。 1/11 遊びに行くなら、スキーなどよりも温泉めぐりがおすすめです。雪の中の露天風呂を目指しましょう。飲み会など人の集まるところでは、全体のムードも良く大いに盛り上がりそうです。次回はあなたが幹事役を引き受けてみるのも良いでしょう。お見合いの話が持ち込まれたら、会ってみて下さい。買ったまま使っていないものがあったら、今日から使い始めると金運を呼び込めそうです。ときにはこうした人為的な動きも大事です。最近、運動不足だと自覚している人は、柔軟体操、散歩などを習慣づけましょう。タバコを吸っている人は控えれば、なお良いでしょう。 1/12 緑黄色野菜を中心にした生活をしましょう。外食の多い人は本や雑誌でその考え方を学んでみてはいかがですか。デートの後別れがたい思いがしたら、自分の気持ちを言葉にして伝えましょう。相手も同じ気持ちのはずです。電話代は明細書をよく見ると意外な無駄に気づきそうです。今日は夜遊びせず、今年の年間貯蓄計画をじっくり検討してみましょう。無駄な出費はありませんか?まずはインターネットでの情報収集から始めてみましょう。2人の気持ちは寄り添っています。いつまでも一緒にいたいなら、気持ちを言葉にしましょう。思いは伝えてこそ生きるのです。彼はいたる所で待ち伏せている―踊り跳ねた乗馬像がある並木道で、並木がある広場で、地下鉄の駅で、図書館で、商店で。外国でもわたしを待っているのは分かっている―湖と山のそばで、ホテルや診療所で、水槽の中で押し合って泳いでいる鱒の不運な、ぎょろぎょろした目の前で、彼が一晩中わたしのために詩を作り、絵を描いてくれたとあるカフェで。当然彼は、二人がしょっちゅう歩いた通りや公園によく現われる。二人で来たことのあるレストランのテーブルの間で、忘れていた会話がいきなり心に浮かび、わたしを苦しめる。自宅付近の静かな通りでは、通りかかる人の顔をちらりと見ては、彼ではないかとはっとしそうになる。朝になると、今日は彼が会いに来てくれると確信して目をさまし、もし動いたりしたら彼に会えなくなると思いながら、一日中ドアをにらんで座っているのだ。さもなければ、彼がどこかでいらいらしながら待っているという気が突然して、悪夢のような不安に駆られながら、昔の待ち合わせ場所をつぎつぎに走り回る。そして何時間かたち、気がついてみると家に帰っていて、疲れ切り、心細く、泣きたいほどで、本当にあちこち走り回ったのか、それともただそう想像しただけなのかはっきりしないのだ。金運が影響して、高価なプレゼントがもらえる予感がします。気持ちも盛り上がって、熱い夜を過ごせるでしょう。 1/13 年賀状をもとに、住所録を整理しましょう。見落としていた転居通知がありそうです。いつもはグループでの活動に消極的な人でも、今日は自分から声をかけて参加すると、得るものが多いはずです。お正月に写真をとったら整理し、友人や家族にも送っておきましょう。恋人のいる人は、些細なことで口論になるかもしれません。今日は熱くならず、冷静に対処して下さい。冬らしい落ち着いた色合いの服を着て出かけると、素敵な人に声をかけられそうです。素直な態度で接しましょう。仕事や勉強が順調に進みそうです。時間が経つのを忘れるほどの集中力がありますが、根をつめすぎないように注意して下さい。愛情表現として体を密着させると、身も心も充実することができるでしょう。今日のうちに存分に楽しみましょう。この新しく、大きく、神々しい星に及ぶものは何ひとつない。この星だけが、栄光を、新しい形の命と独自の世界とを創り出す神のような力を備えている。この星が誕生したのは冬至の日、人間が神の誕生を祝っている最中だった。今や、この星が人類の新しい神であり、その周囲に前例のない変化を生み出し、一連の意外な出来事を引き起こし、できあがるまでに何千年もかかった微妙なバランスを破壊している。今では、男性と女性、どちらにでもなれる。性転換、と言うそうだ。これは星のせいだ。ぼんやりとした疑いが心の奥からすべってきたので、わたしは自分の体を見おろす。見たところ、性別はまだ女性のようだ。とにかく、スカートをはいている。もうひとつの性が元気良く入ってくる。「やあ!暗いんだね?」「暗いのが好きなのは知ってるでしょ」「分かった。明かりはつけないよ」彼がスイッチにかけた手をおろす気配が感じられたので、わたしはほっとする。どうして彼は行ってしまわないのだろう?ここに入って来るべきでないことは彼も承知している。わたしを不安がらせるためにわざわざ入って来るのだ。彼が部屋にいる間、わたしはいつも緊張し、落ち着かない。特に今は、彼の姿が見えない今はそうだ。彼は正確にはどこにいるのだろう?何を望んでいるのだろう?わたしが不安に感じることを彼が楽しんでおり、わざと長引かせているのは分かっている。本当に彼らしい。彼は意地が悪いのだ。 1/14 自分を否定されているように感じ、人の意見を素直に聞けないかもしれません。一番のお気に入りの洋服を着ていくと、その不安を抑えることができます。資格の取得を目指して今年から始めた勉強がある人は、早くも頓挫しそうです。幸運な色のペンを使えば意欲も復活するでしょう。100円ショップだと思って油断すると危険です。気がつくと、つまらない商品をたくさん買い込んでいるかもしれません。今日はあなたの魅力を一段と輝かせるものに出会えそうです。出し惜しみせず購入し、次の出会いの機会に備えましょう。気分がすっきりしない1日となりそうです。イライラをつい他人にぶつけてしまいがちですので、言動にはくれぐれも注意して下さい。 1/15 同僚や友人との雑談が大喧嘩に発展し、絶交にまで至るおそれがあります。知らず知らずのうちに人を責める口調になっているのは“大殺界”の影響なので、発言は慎重にしましょう。月や宇宙をテーマにした写真集を見つけたら買ってみて下さい。眺めていると心が落ち着くでしょう。今日は芸術的なもの以外にはお金を使わないようにしましょう。買い物に行くと余計な物をたくさん買って、後で後悔しそうです。あなたのはっきりしない対応が、相手を怒らせてしまいそうです。相手の気持ちを思いやる姿勢を、ちゃんと見せましょう。つまずいてばかりで先に進めず、イライラがつのりそうです。自分の運の悪さを嘆きたくなるでしょうが、じっと我慢です。今日は、初対面の人に対して高飛車だったり、馴れ馴れしくしてしまったりで、即座に嫌われてしまいそうです。慎重に接して下さい。肩こりなどに悩まされている人は症状が悪化しそうです。病院へ行くなど、悪くなる前に予防策を講じておきましょう。思い過ごしだとわかっていても、まわりのすべての人が敵に見える、そんな日です。今日はひたすら大人しくしていましょう。街で見かける他人たちは、まるで別の種の生き物ででもあるかのように、ぎょっとした様子で、わたしのほうを見ようともせず、険しい顔をして、早足でどんどん通り過ぎて行く。道の真ん中に立って、向こう側に渡ろうと、車が左右に疾走して行く中を待っていると、自分のまわりの騒々しい、非論理的な混沌から完全に疎遠であるという感じがした。まるで、非世界に立って影を疑いの目で見つめ、どれが本物なのだろうかと考えているようだった。 1/16 遊びに出かけたくても、今日は家の中にいた方が良さそうです。途中になっていた本を読んだり、ビデオを見て過ごしてはどうでしょう。欲しいものがある人は、友人から情報が入りそうですが、あまり期待しないほうが良いでしょう。焦って決断しても、失敗する可能性が高そうです。高額の買い物をする予定があっても、今日は避けたほうが良いでしょう。何かしら失敗をして後悔することになります。我慢することも大切です。今日はいつも以上に周囲のことに気を配りましょう。人に指示されるのを待っていないで、自分の判断で行動しないと認めてもらえません。決定的な話し合いの時は目前に迫っている。わたしは、夫と、夫が家に迎え入れたいという若い女性に会うために、ホテルに行くことになっていた。約束どおりにホテルに行くべきだろうか?わたしよりも若く美しく幸せな、見も知らぬ女性に、いったいどんな顔をして、どんな言葉で挨拶すればいいのだろう?新しい相手に向けられる、わたしがよく知っている夫のまなざしや仕草を、わたしはいったいどんな不自然な強張った目で眺めることになるのだろう?夜の街がわたしを中心に回転している。歩道を歩いている人々がみな、通りすぎざま、わたしに目を向けていく。憐れむようなまなざしの者、第三者としての興味の目を向ける者、どこか陰湿な好奇心を露骨に見せる者。何人かがこっそりと何か小さく合図をしているように思えたが、それが警告なのか、それとも励ましなのか、わたしにはわからなかった。窓のすべてが―明かりがついているものもついていないものも―突き刺すような目となって、いっせいにわたしに注がれた。建物も車も、世界にあるものすべてが、これからわたしがどうするかを見定めてやろうと注視しているように思えた。頭の中で「あなたは、自分自身のイニシアティヴのもとに行動しなければならない」と告げるアドバイザーの快い声が聞こえる。ホテルに到着した。ライトが煌々と輝くエントランス。大勢の人が次々と出入りしている回転ドア。わたしの歩みが遅くなっていき、そして、止まった。この時でさえ、わたしは自分がホテルに入るはずだと信じていた。約束を守り、会見でも立派に振る舞うはずだ、と。だが、次の瞬間、わたしの足はわたしを別の方向へと運んでいった。そしてわたしは理解した。わたしを見つめている“まなざし”と思えたものたちには最初からわかっていたのだ。わたしがこの状況に直面することはなく、逃げ出してしまうであろうことが。それが、どれほど恥ずべきことであっても、どれほど罪深く絶望的な結果に至ろうとも。 1/17 資格に挑戦するなど、趣味を本格的に勉強してみてはどうですか。趣味と実益を兼ねられ、楽しく挑戦できるはずです。何かを学ぶには、独学よりも学校に通う方が効果的でしょう。転職を考えているなら、技能向上のための講座を申し込んでみてはどうでしょう。人見知りや好き嫌いはいけません。みんなと平等にコミュニケーションを取って、周りの雰囲気にも、もっと気を配りましょう。新しい出会いが期待できます。今日出会った異性との縁を大切にして下さい。将来幸せを運んできてくれる人かもしれません。もうすでに出会っている異性との関係が発展する可能性があります。今日はなりゆきまかせで良さそうです。 1/18 上司や同僚から食事に誘われたら一緒に行きましょう。いろいろな人の考え方を聞くことは、今後の方向性を考える上で参考になりそうです。子供のいる人は親同士でお受験が話題になり、不安をかき立てられるかもしれませんが、落ち着いて下さい。携帯を最新機種に替えてみましょう。お金は天下のまわりものであることを実感できる体験をしそうです。だからといって、安易な買い物は慎んで下さい。集中力が持続しないのは、血行が悪くなっているからかもしれません。体を締めつけるような下着や服はやめ、ゆったりした服装を心がけて下さい。今日は大切なパートナーとの愛を深めましょう。1日中のんびりと過ごしてみましょう。 1/19 興味のあることを学ぶのに、絶好の機会です。人脈を活用すれば、格安で講師役を引き受けてくれる人が見つかるでしょう。海外留学を考えている人は、話がいよいよ具体化しそうです。希望をしっかり伝えて下さい。格安の旅行券などに関する情報が入ったら、すぐに電話で予約しましょう。休みはあとで確保しても大丈夫です。ヒントやアイデアが次々と浮かぶ日です。ただし、メモしたものを失くしてしまわないように注意して下さい。喧嘩をしている相手から連絡が来たら、仲直りができるチャンスです。素直に謝りましょう。別れた相手との仲を戻したいと思っているなら、今日は迷わず連絡を取ってみましょう。恋人との関係がぎくしゃくしはじめたとき、ふと気がつくと、いつのまにか雪山を見つめていた。しかも、尋常ではない目つきで。とはいえ、山についてはっきりした考えをもっていたわけではない。急に思いついて見ずにいられなくなったのだ。心のなかでさまざまな感情が入り乱れて収拾がつかなくなったとき、はるか遠くで静かにたたずむ山々を見ると、気持ちが楽になったものだ。荒涼とした雄大な姿は、誰も触れることができないし、汚すこともできない。慌ただしい人間の世界がすべてではないことを―別の世界があることを―知り、なんとなくほっとした。その世界では心の動揺も感情の激発も困惑もないのだ。恋が熱病にかかったときに見る混沌とした夢のようなものになると、その中でころげ回り、幻を見て、怯え、惨めな気持ちになった。そんなとき、けっして変わることのない、冷たい美しさと安らぎをたたえる雪の中へ逃げたいと思ったものだ。 1/20 暴飲暴食に注意して下さい。飲んだ帰りに怪我をしそうです。録画しておいたビデオを見るなら、今夜が良さそうです。おもしろいものは残しておいて、友達にも見せてあげましょう。仕事も勉強も能率が上がりません。今日は適当なところで切り上げた方が良さそうです。普段ならとても入れないような高級中華料理店に足を運んでみましょう。気のおけない友人同士で行くと、倹約に役立つ情報が得られそうです。相手の言うことに、ことごとく反論したくなりそうです。運気のせいですから、口を出さずにじっと我慢しましょう。ただ漠然と続けていても、仕事や勉強の能率は上がりません。自動販売機や銀行の支払機の周辺に運がありそうです。取り忘れたお釣りがきっかけで声をかけられたりなど、うれしい出会いが期待できそうです。体の調子が良くないかもしれません。刺激の強い食べ物は控えて野菜や果物を食べましょう。あまり薬に頼らないで下さい。 1/21 転居や家の購入を考えている人は、近くの不動産屋を尋ねてみましょう。話の合う担当者にめぐり会えそうです。その人を窓口にじっくり腰を据えて探しましょう。家事ははかどり、時間の余裕ができそうです。近くのお店でものぞきながら散歩でもしてみましょう。今日のあなたは強運なので、パーティーで知り合った好みの人には大胆に振舞いましょう。競争相手がいても怖くありません。異性から声をかけられて、誘われるかもしれません。悪い人ではありませんが、冷静さを失わずに、慎重に対処しましょう。目の前に家が見えた。戸も窓も全部開いていたので、わたしは中に入った。家の中には明かりがなく、真っ暗だ。どこからか、エレキギターのアクセントがついたドラムの音が響いてくる。恐ろしい暑さだ。空気はどんよりして重苦しく、マリファナの匂いがする。このフロアは、マリファナ好きの人間でいっぱいで、火をつけるときに一瞬顔が見える。「薬をどう?}声がした。「みんなマリファナを吸ってるんだ」興味をなくしたように声が言い、そして暗闇に消えてしまった。 1/22 あれもこれも一度に進めるのが苦手な人は、恋愛と仕事などの狭間で悩まされそうです。今日は仕事や勉強を優先しましょう。友人からの食事や飲み会の誘いでも、応じない方が良さそうです。健康を気にするあまり、かえって不健康になってはいませんか。柔軟に考えて下さい。今日デートの予定のある人は、断ったほうが良いでしょう。せっかく会っても、気まずい思いをしてしまいそうです。今日は無理が利きません。予定していたことの半分もできずに、1日が終わってしまうかもしれません。こんな時は先を急がずに、確実さを心がけましょう。初対面の人と会う前には、服装や髪形、口臭などの点検を怠らないで下さい。不潔な印象を持たれたら、二度と会えないかもしれません。にきびや吹出物、口内炎などに悩まされるかもしれません。野菜や海藻類が不足している人は栄養補助食品などで補ってみて下さい。「なんて有様なの―自分の体を見てごらんなさいよ」わたしは言われたとおりにした。ぞっとするような吹出物が体じゅうに広がっており、わたしは頭から爪先まで赤い発疹とみみずばれでおおわれていた。おまけに、ひっかいていたところからは血がたくさん出ている。むずがゆさは恐るべきもので、ただただかきむしるか、そうでもなければ気が狂うかだった。「おやめなさい!」彼女の声には冷たい非難の響きがあり、サディスティックな女教師のようだった。「かくのをやめないんなら、手を縛ってしまうわよ」今度は絶対にそうするぞという口振りだった。まるでそうするのが楽しみなようだ。「あなたを見てると胸がむかむかする」彼女は言った。「こんなにいやらしいものは見たことがないわ。それに、それがうつるものだったらどうするの?」彼女は向きを変えると、隣のバスルームに入って行った。薄い壁を通して、彼女がとても長い間水を流して、両手を徹底的に洗っているのが聞こえた。だが彼女はわたしに触れるどころか、ベッドに近寄りもしなかったのだ。自分は不潔だとわたしに思わせるため、水音を聞かせたいのだということは分かっていた。 1/23 以前友人の紹介で知り合った異性が気になっている人は、今日誘ってみましょう。時間が経ってしまっていても、会えば話がはずみそうです。興味のあるスポーツがあったら、ルールを勉強してみて下さい。楽しさが深まります。恋人のいる人は、密度の濃い時間を共有できそうです。相手から次の段階に進むような話を持ちかけられるかもしれません。あの家に彼と二人で閉じ込められているなんて我慢できない。男は獣、猛獣だ。そしてわたしは、彼に捕まった餌食だ。彼はわたしの上に横たわり、息ができなくなるほどに押しつぶしている大きく、重たい動物に過ぎない。まったく彼はわたしには大きすぎる。わたしは彼の体重に、大きさに耐えられない。彼は食べすぎるし、飲みすぎるし、煙草を吸いすぎる。着ているところを得意になって見せびらかす高価な服のように、脂肪を体につけている。「古代中国ではな」彼は言う。「肥満は成功した人間のしるしと考えられていたんだ」古代中国などどうでもいい。わたしにとっては、肥満は醜悪であり、彼の獣性のしるしなのだ。 1/24 独立や開業を考えている人は、その準備を始めましょう。必要な書類を用意したり手続きを調べたり、周りの人に宣言するのも良いでしょう。賭け事は自分の勘を信じると大当たりの予感がします。ウインタースポーツがきっかけとなる出会いがありそうです。その場で結果が分かる宝くじを試してみて下さい。意外な賞金を獲得できそうです。ただし、明日は手を出してはいけません。ウインタースポーツが得意な人は脚光を浴びるでしょう。不得意でも、親切に教えてくれる人が現れそうです。お金に関して運の強い日ですが、大切な人との仲はいまひとつかもしれません。初めて会った日のことや、過去の大切な思い出の日があったら、それを思い起こさせるような演出で、パートナーと心の糸をしっかり結びましょう。あの頃、彼は完全に仕事に没頭していた。パリとアムステルダムで意味の大きい個展を開いたし、彼の絵はいたる所の画廊に展示され、どの批評家も、彼の前には輝かしい未来が開けていると意見を一にした。仕事熱心なだけではなく、仕事をしていないときは、奮闘を要求するようなことを好んで行い、登山、水泳、スピードボート、快速の車を愛し、自家用飛行機の操縦を習っていた。今では、全然仕事をしない。絵も、その他の事もすべて投げ棄ててしまったのだ。今彼が好む唯一のことは、まったく何もせずにベッドかソファーに横たわっていることだ。もう一度仕事を始めるように、わたしは必死に彼を説得しようとした。彼が起き上がろうともしないので、スケッチブックを取って来ては木炭と一緒に彼のそばに置いておいたものだ。しかし後で戻ってみると、いつでも、スケッチブックも木炭もわたしが置いたときと同じままなのだった。 1/25 旅行の計画を立てている人は、懐かしい友人を訪ねたり、趣味を深める旅にしてはどうでしょう。より大きな収穫が期待できそうです。今から情報収集をして準備に取りかかりましょう。子どもの頃好きだったお菓子を見つけたら買ってみて下さい。変わらない味に感激するはずです。貯金を引き出すのは29日まで待ちましょう。今日から4日間は、なんとか手持ちのお金でしのいで下さい。昨日、相手に投資した人は、大きな見返りが期待できます。どんな願いも聞いてくれそうですが、わがままが過ぎると嫌われますので、注意して下さい。 1/26 頼まれたことは後回しにしないで下さい。すぐに取りかかれば、まわりの協力も得られます。メールを送信する前に、相手のアドレスを確認して下さい。寸前で間違いに気づきそうです。幸運な色の花を食卓に飾ると、きびきびと動くことができます。厚着をして出かけて下さい。風邪をひいては、せっかくの出会いも台無しになってしまいます。マスクをしている人には近づかないようにしましょう。疲れが溜まっていて体調はあまりよくありません。そのため気分もふさぎがちです。明るく元気な人にパワーを分けてもらいましょう。今にも元来た道を戻ろうとしたとき、ついに自分が会いに来た少女を思い出した。あまりにもはっきりと思い出したので、彼女が目の前に立っているような気がした。よるべない子供の哀感をたたえた表情、ほとんど白に近い髪、青ざめた小さな顔、怯えたように大きく見開いた目。その記憶はあまりにも鮮明だった。それにもかかわらず、少女自身はもう現実のものとは思えなかった。覚えているのはあのぼんやりした消極的な特徴だけだ―生気のなさ、ひ弱さ、控えめなところだけ。あたかも少女の非現実性だけが現実で、彼女は現実の生活には存在していなかったようだ。現実の生活には私の友達と家族、病院関係者がいる。私にとって婦長は現実で、患者たちもそうだ。けれど、この少女は月から、別世界からやってきたのだ。自分を守るために私はすでに友情の絆を断ち切った。もちろん彼女は自分の幸せを脅かすものだから、今度は一歩先に進み、頭の中で彼女そのものを分解して、記憶という非現実的なものに変えた。そうすれば、自分のほうにどんな邪悪な手も伸びてくる心配はない。彼女は元気で暮らしているにちがいない。無事に自分にふさわしい場所に戻り、病院のことは忘れてしまったのだろう。私は元来た道をゆっくりと歩いていき、踏み段の手前で立ち止まって最後にもう一度振り返ると、自分と彼女のことを思って心からほっとした。どんなところであれ、あの少女は自分の家に戻ったのだから、そろそろ同情するのは終わりにしてもいいだろう。 1/27 注意力が散漫になりがちです。大切な約束は明後日以降に変更しましょう。しばらく会っていない友達には、近況報告のはがきを出してみて下さい。嬉しい返事が戻ってくるでしょう。喧嘩したままの友人と仲直りのチャンスが到来します。あなたから電話をかけてそのきっかけを作りましょう。洋服を買うのなら、デパートや専門店は避けて下さい。ディスカウント店でも充分気に入るものが見つかりそうです。何事にも節約第一を心がけて下さい。気分が乗らないからといって、連絡もなしに友だちとの約束を破らないようにしましょう。知らぬ間に悪い噂が広がってしまっては、新しい出会いも期待できません。今までの疲れが一気に出てきそうです。体が重くて、何をするにも億劫に感じるはずです。頭痛や肩こりに注意しましょう。朝から気持ちが不安定で、なかなか意欲が湧いてこないかもしれません。大きな失敗だけはしないように気をつけましょう。デートをすると、何か大失敗をやってしまいそうです。今日は1人で過ごすのが良さそうです。 1/28 気管支や胃腸など、体の弱い部分に何らかの症状で出てきそうです。大したことはないと放っておかないで、気になったら病院で診てもらいましょう。今日は必ず天気予報を確認してから出かけましょう。急な天候の変化があると、苦手な人に接近されてしまいそうです。普段通りの気配りができずに、気が利かない人と周囲からは思われそうです。気がついたら、すぐに行動に移すようにしましょう。買い物に行くと、無駄なものを持ちきれないくらい買い込んでしまいそうです。でも、それも勉強と心得て下さい。人生に無駄はありません。同僚や友人の妥協する姿が許せない気がするでしょう。でも、理想にこだわりすぎても前には進めません。折り合いのつけ方を工夫して下さい。ついだらしなく過ごしてしまいそうです。朝起きたら1日の予定を立て、それにしたがって過ごしましょう。食卓に幸運な色の花を飾ると機敏に動けそうです。 1/29 友人から新しい健康情報が入ったら、さっそく試してみて下さい。友人や同僚、上司からの誘いには応じてみて下さい。今までになかった刺激を受けそうです。職場やクラスの明るい雰囲気づくりを心がけましょう。あなたが中心になって、コミュニケーションを取るようにして下さい。近所のお店で出会った友人は、あなたに良縁を運んでくれる人のようです。お茶に誘うなどして親交を深めて下さい。強い決断力がなければ、私は厳しい人生から幸せを見つけることはできないだろう。粘り強さも発揮しなければならない。これで彼女を排除することになっても、私は自分を守ろうと決めていた。最終的に私は友達を分解して月光にした。かつては彼女の悲しみをわがことのように感じたにもかかわらず、ふたりの関係を古い映画の記憶のような、現実を忠実に反映していないものにしたのだった。これで終わった。私は自転車に乗ってその場から走り去り、現実の世界へ戻っていった。今日は半休日だから、まだ自由な時間が残っている。腕時計を見ると、急いで帰れば時間はかなりありそうだとわかってうれしくなった。無重力の巨大な手に背中から押されているかのように、私は爽やかな潮の香りのなかを軽々と自転車を走らせていった。刻一刻あの非現実的なものから離れていくかと思うと、気持ちが浮き浮きした。急に幸福感が湧きあがるのを感じて思わず歌を口ずさみはじめたが特別な理由があったからではない。ただ自分が生きていて、若く健康で、鳥のようにのんきな気分で楽々と風を切って自転車を走らせているからだ。 1/30 苦手な仕事や勉強は今日明日で片づけて下さい。ふとしたことがきっかけで、これまでになくすんなり進みそうです。夜は外出を控え早めに帰宅しましょう。仕事が忙しくてしばらく会えなかった恋人から電話が入るかもしれません。静かな部屋で落ち着いて話すと、以前の楽しい雰囲気が復活するでしょう。高価な品を見てまわるには絶好の日です。お店で一番のベテランな店員が、あなたの相談に落ち着いて乗ってくれそうです。今日会う異性の中に、あなた好みのタイプの人がいそうです。話のきっかけがうまくつかめれば、お付き合いできるかもしれません。話の合う異性と出会えそうです。ただ、調子にのって自分だけがしゃべりすぎたり、過激なことを言ってしまわないように注意しましょう。 1/31 じっくり時間をかけて新聞を読むと、疑問を解くカギが隠れているかもしれません。友人からパーティーに誘われたら、迷わず参加しましょう。差し入れを忘れずに持参して下さい。嫌いな食べ物がある人は、克服できるかもしれません。見た目でごまかさず、味付けも薄味にしましょう。洋服を買うなら今日が良いでしょう。デパートなどに出かけてみて下さい。幸運な色のお値打ち品が見つかりそうです。最近の相手の行動に疑問を抱いていた人も、今日ですっきりできそうです。思い過ごしだったことがわかるでしょう。終わりが見えなかったことが、ようやく一段落しそうです。仲間と一緒に気分転換を図ったほうが良いでしょう。今日縁があるのは、目線が同じ人です。下ばかり見ていたのでは、出会う人の範囲も狭くなってしまいます。夢は大きく持ちましょう。

※大山純平HP「擬人化した写真」連載中。毎週月曜更新。
confession 〜非論理が論理に反するのは論理的といえる〜
澤田 育久 (写真家)
実際の所、私は写真に委ねて自分自身をすっかり投げ出してしているのかもしれません。
どういう事でしょうか?
私は全くもって個性というものが希薄な人間でありまして、写真を撮る事によってカメラに私という人間を決定してもらいたいのです。対象に反応してファインダーを覗きフレームを決定する、この時に私は私が主 体性を発揮して表現しているような気分になっているのですが、実際は私は断片を切り取っているに過ぎず最終的な表出は写真によってなされているのです。私は自分が撮った写真の束によって発見され決定される事を期待しているのかもしれません。
それは自分自身の中には何も無いという事なのでしょうか?
そう言うと少し語弊があるように思います。私は自分自身も含めた全ての事象においてある種の疑いを抱いていると言えばいいのでしょうか。ウィトゲンシュタインがかつて「私の言語の限界は、すなわち、私の世界の限界だ」と言っていたように自分自身が感知し表現できる世界以外にも当然世界は存在するわけですが、私が表現できることは現状で私が理解できうる事のみなのです。前にも触れましたように実際私は自分の理解力にも懐疑的なわけでありますから私はカメラというシステムを導入して客観的な事物の積み重ねによって自分が感知できない自分、ひいては自分が未だ感知できない世界に近づきたいのです。
写真によってあなたの世界は広がるのでしょうか?
作品を制作する前と今では少なからず物を見る目は変わりました。以前は漠然としていた違和感の様なものを意識するようになったのです。例えば私は普段東京で撮影するのですが都市は移り変わっていく速度が速いので整合性の無いいびつさが表面に現れている様に見えるのです。私はその断片をわからないままでも撮っていくのです。そしてそれらが写真になった時に何とも言いようの無い不気味さの様なものとして浮かび上がってくるのです。写真が無かったらこの違和感や不気味さの様なものは私には感覚としてしか捉えられず漠としたものなのですが写真の束が連なる時にそれはもっと具体的なものとして再認識できるのです。これはある意味で世界に対する認識が広がった様であり、それを手掛かりにして理解が生まれるのです。勿論まだまだ私には多くは理解出来ていませんが私などという存在を放り出して写真を積み重ねていけばいずれ私と写真の間が埋まって少しずつでも世界は広がっていくのではないでしょうか。

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